カラーセラピーは、
・クライアントが選んだ色と、その色が持つ意味
でカウンセリングが進行して行きます。その為に「色の意味」を覚えること(「ベーシック講座対応」)、「位置の意味」と合わせ言い回しを変えること(「色彩言語講座」対応)が必要です。
しかし、更に「深いカウンセリング」「心の掘り下げ」を行う為には「バランス」への理解が必要になります。
1つ目は、「色の意味」のバランス。
「バランス(ポジティブ)」「オーバー(ネガティブ)」「アンダー(ネガティブ)」
2つ目は、「チャクラ(色)」「補色」バランス。
色の意味のバランス
2016年は、皆さん自身を通し、
例えばレッドがオーバーな時、どういう心理状態なのか?アンダーな時は?
そして「バランス良い」(カウンセリングで目指すべき)レッドな状態とは?
その多様な表現を学びます。
また、レッドでも、
・「情熱」はオーバー
・「現実」はアンダー
など、バランスが混在するのが普通です(人の心の複雑さを理解してください)。「上げたり」「下げたり」しながらクライアントのトータルバランスを明らかにし、バランスを是正していくと「深いセッション」になって行くのです。
履修したての方は当然ながら、
・レッドで問いかけ「元気はあります」「情熱もあります」などクライアントに肯定されると、
「あっ…じゃあ次の色は…」
とその色のカウンセリングを終了してしまいます。
「カウンセリング、30分も持たないんです…」
と悩む方は多いのですが(笑)、
人の心の複雑さ(スケールの行き来)への理解と、それを導く多様な表現
を自分を通して体感して頂ければと思います。
チャクラバランス・補色バランス
カラーセラピーでは「色の意味のバランス」だけではなく、
・「チャクラバランス(上下)」
・「補色バランス」
も活用します。特に、選ばれたボトルの全体や、固有のカテゴリーなどに補完性もしくは偏りがある場合、何らかの意味があります。
しかしこの「偏り」が
・ポジティブな偏りなのか?
・ネガティブな偏り(暖色を補う必要がある偏り)なのか?
これは見ただけで判断してはいけません。
「答えはクライアントの中にある」
のです。
この講座では、「適切なバランス」を学び、
・ボトルを選ばれた時、どのように偏りを見抜くか?
・何を・どのように聞けばいいのか?
を理解する為、「色の意味のスケール」を学びます。
そして、
・自分自身のチャクラバランスの偏り
・補色バランスの偏り
・その偏りの意味&自分に欠けているもの
など「今の自分」についても学んでいただければと思います。
【注意】
カラーセラピーは上記のように教えることが可能な「ロジック」と、もう1つ大切な柱があります。
カラーセラピストの「経験から来る洞察・直観」「色を見抜いたり、言葉を選び・繋げるセンス」
これらはご自身が経験を重ねる中で作っていくものです。
講座である以上、便宜上分かりやすく資料を用いますが、あくまでも、
「答えは常にクライアントの中にある」(絶対的正解は、講座の中にはない)
1つ1つのセッション、1人1人のクライアントとセラピストが対峙する中で、その方にとっての「正解」は導かれていくことは忘れないでくださいね☆
多かったご質問
Q:以前開講していたスペシャリスト講座と内容は同じですか?
A:色のバランス(OVER・BALANCE・UNDER)の講座と言う意味では似ています。ただ以前は、
「ミッシングカラーの問いかけ」「アンダーな色への提案の仕方(言葉作り)」
がメインの講座でしたが、今回はトータルで、
・特定の色がオーバーなら、人はどのような状態になるのか?
・アンダーなら?バランスは?
・セラピストはどのようにして「バランス是正」を考え、どこを目指すのか?
などを学びます。(となるとチャクラバランスと補色バランスも入ってくるのです)